どうも!にのせんせーです。
最近は、TVで紫外線の強弱が表示されていますね!
それに合わせて、『日焼け止めを塗りましょう』『日傘を差しましょう』よく耳にしませんか。
僕が子供の頃はむしろ肌を焼きたいぐらいに思ってました笑
一時は、「日焼けの肌色は健康の象徴」みたいな風潮ありませんでしたか?
それが今や、太陽光から発せられる紫外線は有害だからブロック対策が必要ですと言われています。
有害?子供のころからバッチリ浴びてましたけど?と反発せず、
一度日焼けについて勉強しましょう!
なぜなら日焼けは
・『肌の老化』の直接的原因
・皮膚がんと因果関係がある
そう言われると対策を考えますよね?
紫外線ってすごく身近にある有害光線ですので、
「日焼け対策」をこれから考えていきましょう!
今回は、「日焼け」「紫外線」「日焼け止め選び」についての内容です。
ぜひご参考ください!
紫外線を浴びるとどうなる?
なぜ紫外線を浴びると良くないのか、簡単に説明します。
紫外線は、体内でビタミンDを生成し、健康を維持させる働きがあるため、ある程度浴びることが必要です。
しかし、紫外線の浴び過ぎは日焼け、シワ、シミの直接的な原因となります。
太陽光線である「紫外線」は、波長によって分けられます。
・UV-A:長い波長
・UV-B:短い波長
・UV-C:はほとんど地表には届かないため気にしない
【肌をすぐに黒くするのはUV-Aの影響】
UV-Aは、日差しを浴びた後、「肌をすぐに黒くする」紫外線です。これがメラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)を刺激することで、メラニンが生成されて色素沈着=黒くなるが起こります。
実はこの「肌をすぐに黒くする」という反応は、紫外線が皮膚の奥深くまで浸透してしまうことから守ろうと、体内でメラニン色素が働くことによって起こる「皮膚の防衛反応」。UV-Aは30〜50%が表皮を通過して真皮に到達し、真皮にある弾性繊維を破壊するため、それが肌のハリなどに影響を及ぼし、シワやたるみなど肌の「老化」、および皮膚がんとの因果関係があります。
【肌に炎症を引き起こすのはUV-B】
もう一つのUV-Bは「肌に炎症を起こさせる」紫外線です。肌がヒリヒリするやけどのような状態になります。UV-Bは主に肌表面で吸収され、UV-Aほどの「即時黒化」作用はないものの、肌色を黒くする作用があります。そのエネルギーは強く、肌が赤く炎症を起こします。こちらはシミ、そばかすの原因です。
”画像はNHK健康CHより引用”
僕はⅢ型ですが、妻がⅠ型なので、
すぐに赤くなる人は肌がヒリヒリして痛くなるようですね…
【日焼けしても治るし、よくない?って思ってませんか?】
通常、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常であれば、
日焼けによる色素沈着(黒)は次第に薄くなっていきます。
しかし、肌の機能低下や間違ったケアを行っていると日焼けが長期間残ってしまう原因となり、
それがシミとして定着します。
●肌のターンオーバーが乱れる原因
- 加齢
- 生活リズムの乱れ
- 睡眠不足
- 紫外線
- ストレス
- 過剰なダイエット
- 不適切な肌ケア
【DNAの損傷】
皮膚がんの最大の原因は、紫外線です。
紫外線を浴びると、まず肌が赤くなりますよね。
肌が赤くなる現象をサンバーンといいます。
サンバーンは、DNAについた傷が引き金となって生じます。
つまり、肌が赤くなるということは、DNAに傷がついた状態です。
傷つくとDNAが変異を起こし、皮膚がんが発症します。
皮膚がんは、紫外線が原因のため、頻繁に日焼けする部位にできます。
だから、皮膚がんの多くできる部位は、「顔」なんです。
また、沖縄県と兵庫県の人を比べると、沖縄県の人のほうが日光角化症(表皮がん)になる割合がかなり高いという調査結果もあります。沖縄県は紫外線量が多く、また皮膚を露出する機会が多いことを考えると、疫学的には、紫外線と皮膚がんとは何らかの因果関係があることがわかりますね。
参考:がん情報サービス「がん登録・統計」
皮膚表面の色素沈着が無くなっても、
根本的に肌ダメージが蓄積されているということです。
【日焼け止めの選び方】「SPFとPA」って?
日焼け止めのパッケージで見かける「SPF」と「PA+」という表示。
これは先に説明したUV-A、UV-Bから肌をどのくらい守ってくれるのか、数値等で区別したものです。
では、「SPF」と「PA」の意味とは?
■SPF
SPFとは、「Sun Protection Factor」の略。UV−Bに対する防止効果を示すものです。SPFの数値は、日焼け止め化粧品を塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるかを示しています。SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
■PA
PAとは、「Protection Grade of UVA」の略。こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。
「SPFもPAも数値が高いものを選んでおけば間違いない!」とお思いでしょう?
ちょっと待ってください。
日焼け止め選びで重要なのは
「どのくらいの時間、紫外線を浴びることになるか」ということ。
「面倒だから数値の高いものに…」というのはよくありません。
数値が高い=成分が濃い ということ。
仮に乾燥肌や敏感肌の方が、数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に余計な負担がかかり、肌の赤み、かゆみ、ヒリヒリする等、肌トラブルを引き起こす原因となります。
日焼け止め選びに大切なのは「TPO」です。
「日焼け対策は一年中行う」のが基本
紫外線は『晴れの日』だけでなく、『雨が降っていても』『曇っていても』私たちに届きます!
だからこそ「日焼け対策は一年中行う」のが基本。
”画像はNHK健康CHより引用”
日焼け止めを塗る以外にも、帽子や日傘など、紫外線対策に有効なアイテムを活用してください。
メイクにも日焼け止め効果がある物があるので「Wブロック」が期待できます。
ちなみに、アスファルトからの照り返し、なんていう思わぬ敵も潜んでいます、ご注意を!
<SPF、PAの選び方>ご参考ください
外出前に日焼け止めを塗っておけば紫外線対策は大丈夫!ではない!
「日焼け止めを塗ったから、これで安心!」
「今日はほとんど室内で過ごすし、大丈夫でしょ」
紫外線を甘く見てはいけませんよ!
たとえたっぷり日焼け止めを塗っても汗をかけば落ちます。
室内で過ごしていたとしても、窓から差し込む日差しで日焼けしてしまうこともあります。
意外と見落としがちなのは、車中の日焼けです。
紫外線をしっかり防ぐために、日焼け止めの塗り直しは重要なんです。
また、日焼け止めの種類は使い分けも肝心です。
・塗るタイプ:外出前は肌に密着させるためにこちらを使用
・スプレータイプ:メイクの上からでも塗り直しがしやすい
・ウォータープルーフタイプ:汗をかいたり、マリンスポーツで塗れることが想定されるとき
・シートタイプ:顔汚れを取ることができると共に、すぐに塗り直しができる
その日の活動、ライフスタイルなどに合わせて選んでください。
外出先ではスプレータイプを携帯し、数時間おきに塗り直してください。
特に紫外線が強い日、汗をかく時などは、よりこまめな塗り直しをおすすめします。
ちなみに、朝、日焼け止めを塗るのは外出の15〜20分前がベスト。
少し時間を置いてからお出かけしたほうが肌への定着率が高まります。
【日焼け止めの新常識】ノンケミカルを覚えておいて
日焼け止めに使用されている日焼け防止成分は2種類に分けられます。
ケミカルと呼ばれる「紫外線吸収剤」とノンケミカルと呼ばれる「紫外線散乱剤」です。
・【紫外線吸収剤】
一般的に売られている比較的安価な日焼け止めは「紫外線吸収剤」の方となります。
紫外線吸収剤は化学成分からできており、紫外線を吸収し熱エネルギーや赤外線に変換します。
紫外線を別のエネルギーに変えて放出することで、肌に浸透するのを防ぎ日焼けを予防するのが紫外線吸収剤です。
紫外線吸収剤の特徴は肌なじみが良く、よく伸びます。
白浮きすることもほとんどありません。
汗をかいたりこすったりしても落ちにくいという特徴があります。
一方で、敏感肌の方は刺激が強いと感じてしまうことも。
これは吸収剤が紫外線のエネルギーを変換する際に生じる熱エネルギーのせいです。
ヒリヒリする、赤みが出る、痒くなるといった症状が出る方は紫外線吸収剤が肌に合っていません。
吸収剤を使用していないノンケミカルの日焼け止めを選ぶことをおすすめします。紫外線吸収剤の豆知識
海外ではサンゴなどの海洋生物に悪影響があるという理由で禁止されている紫外線吸収剤があります。
また、これらは人体への影響が無いと保証されているわけでは無く、詳しいことはわかっていません。
【紫外線散乱剤】ノンケミカル
紫外線を反射・散乱させることで肌を守ります。
皮膚の表面をまんべんなく覆うことで紫外線を阻止する効果が得られます。吸収剤と違って紫外線を跳ね返す際に熱を生じないため、肌への刺激があまりありません。
敏感肌の方はこちらのノンケミカルの日焼け止めを使いましょう。
しかし一方で白くなりやすい、落ちやすいというデメリットもありますので、こまめに塗り直しをすることをおすすめします。
【顔に塗る日焼け止めの適量とは】
塗る量が少なかったり、塗っているつもりで塗り忘れていたりすると日焼け効果は激減。
日焼け止めを塗る際は、まず手のひらに1円硬貨大を目安にとり、両頬、額、鼻、あごの5ヵ所におきます。頬や額などの広い部分からはじめ、顔の中心から外側に向かって顔のすみずみまで丁寧になじませます。
その後、もう一度、同量をとり、重ねづけします。
塗り残しがないように、しっかり適量を塗布してください!
【顔以外に「うっかり日焼け」ポイント】
・髪、頭皮
・手・首のうしろ
・首
・唇
など
【大事】+α紫外線に対し、「肌を内側から守る」
ここまで肌トラブルの原因となる紫外線を、外側からブロックする方法をご紹介してきました。
あわせて、内側から肌を守る必要もあります。
もちろん紫外線ダメージは外からの刺激ですので、カラダの内側から防ぐことはできません。
しかし、肌のターンオーバーを正常に働かせることで、紫外線によってできるシミ、肌荒れを改善する食物があります!
抗酸化力に優れたビタミンA、C、Eやナイアシン、アスタキサンチンなどは、代謝の良い体づくりに必要な栄養素。屋外レジャーの予定がある前日の夕飯などに、積極的に摂りましょう。また、食事にプラスしてサプリメントでおぎなっても大丈夫です。
【有効な食材】
・キウイ
・たまご
・アボカド
・鶏むね肉
・鮭
【最後に】
そもそも紫外線は避けよう
紫外線が強い日には不要な外出は避けることが良いとされています。
紫外線の強弱は
UVインデックス「UV指数」を参考にすること!
IPHONEの「天気」アプリから紫外線状態を確認することができます。
また、気象庁が公表している
こちらから確認していただくこともできます。
【UV指数の指標】
このグラフから読み取れることは、2月、11月でもUV指数が比較的高い日があるということ。
UV指数は時間帯によっても上下するので、時間にも配慮する必要があります。
「日焼け止め」落としはクレンジングで
最近はクレンジング、洗顔不要の日焼け止めがありますが、
落とし残しがあると肌荒れの原因になるので
クレンジングと洗顔で「ダブル洗顔」を行いましょう!
理由は、男性の肌は皮脂分泌量が多いため
脂を油で落とすという考えも含まれているためです。
【まとめ】
- 日焼け止めは1年中、常備する
- 日焼け止めの強弱による種類は「SPF、PA」数種類、常備する
- 場合によってノンケミカルを選択する
- スプレータイプを常備する
- 紫外線の強さによって日焼け止めを選択する
- 紫外線の強弱を気にする
以上のことに気を付けて
身近にある紫外線と向き合っていただけたらと思います。
『X』絶賛更新中です。
あなたに有料級お役立ち情報をお届けします。
今後ともやっすーをよろしくお願いいたします。
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